【本の感想】イドコロをつくる
イドコロ(居場所)について、さまざまな角度から掘り下げた本。
いろいろな作り方、考え方があることが書いてある。
ちなみに、この本は千葉市図書館の蔵書であり、イドコロという概念を知らなかった千葉市職員は、
ヒカエメに言って、勉強不足・職務怠慢だと思う。
ただ残念なことに、この美浜区地域には、この本で紹介されているようなイドコロとなりえる個人が経営するちょっとしたお店やら銭湯、神社仏閣すらないのですよ。
つくづくハンデを抱えた地域であることがよく分かる。
ちなみにこの本には、店などロクにない地域に大学をつくったら(郊外に大学をつくるのがブームだった頃)、自殺率が高まったって話もしっかり書かれている。
本当にいびつな街だと思う。
あともう1つヒントになることが。
この本の著者は、実際にイドコロスペースを立ちあげたことがあるのだが、ハナから行政なんて当てにしていないこと。
ここは非常にヒントになる。
やる気も能力もない人たちを当てにしてても仕方ないものね。
自分がもう1回やるなら、自力でやるしかないと思ってます。