美浜区地域活性化支援事業不採択その6 採択事業に対する疑問
活動自体には意義があると私も思うし、あまり他団体のことを引き合いに出したくもないのですが、美浜区側からまともな説明をいただけないので、ここに公開疑問を載せておきます。
幕張の砂浜を清掃するという事業が採択されました。
この活動自体はすばらしい活動です。美浜区=海というコンセプトは千葉市も打ち出しており、それに沿ったものでもありますし。
ただ、この活動のウェブサイトをみると、2021年12月~活動と書いてあります
え?新規性のない事業は対象外って言ってませんでしたっけ?
私が書類提出前に美浜区担当者のM氏に何故それが対象外になるのか確認したところ、「自主財源で運営できていた事業は、補助する必要はないため」って回答でしたけどね。この事業、まさにこれに該当してやしませんか?
根拠例規は、「美浜区地域活性化支援事業に係る実施要領」第4条 「要綱第2条第1項第1号に定める事業は、次に掲げる事業に該当してはならない。」です。その(6)に「自主財源等により実施していた新規性のない事業」と規定されているわけです。r04_zissiyouryou.pdf (city.chiba.jp)
私がいちばん悩んだ部分ですが、結果として新規性の有無なんてどうでもいい審査結果になってやしませんか?
それともウェブサイトからは見えないだけで、十分な新規性があるのでしょうか?でもこのウェブサイトをみると、海岸清掃活動に補助金が出たとしか読めないんですよね。
そもそも、私は、この規定自体いかがなものかと思ってます。
活動団体の条件は、あくまで原則1年以上活動実績があるところ。それでいて、新規性のない事業はダメとは矛盾してやいないかと。
質問したところで、上記に書いたようなよく分からない回答しか返ってこず、どうも今回の審査結果を見る限り、このポイントは不問に付しているようです。
今回はとりあげませんが、今回採択された新規事業残る2つとも「新規性」の観点からいうと、私の目からみても、え、そんなんでいいの?レベルです。
でも採択されてます。どうも審査員自身も、この規定をいかがなものかと思っていたようですね。
このような不透明きわまりないあいまいな審査基準で決定する補助金ってなんなんでしょうね?
万事このような感じなので、結局素人審査員さんたちが、自分の頭で理解できた事業のみ採択したのではないかと考える次第です。
ちなみに、弊団体以外にもう1団体不採択となった事業があるのですが、私はその事業の企画内容、目の付け所が斬新でとてもイイと思いました。
美浜区のことをよく理解しているがゆえのご提案だったと思います。ただ、斬新であるがゆえに、審査員さんたちにはご理解が難しかったのかなと。
自分たちが理解できないだけで不採択にしてしまう。そこには地域活動を支援しよう、チャレンジ精神を買おうという姿勢は全く感じません。
よく揶揄される銀行系のVCみたいですね笑 VCとしての存在意義あるの?みたいな
思うに、審査員の中にはおそらく美浜区出身・在住者はおらず、さらに美浜区の実情をよく理解している方もいらっしゃらなかったのではないですかね。
(質疑応答の内容で大体推し量れます)実際、先日退職された前区長様からもほとんど質問が出ることもなかったですから。
死文化している規定なのであれば、議会を通す必要もないのだし、速やかに削除など修正し、実態に合った内容にしていただきたいこと、
あとは美浜区所属の職員なのであれば、もっと担当地域のことを勉強していただきたいこと
この2点は申し上げておきたいところです。